山の保健室

 当学区の高齢化率は非常に高く、交通の便の悪い当地に住む高齢者の健康寿命を伸ばし、具体的には高齢の方々が病院にお世話になる状態を減らし、健やかでいきいきと暮らすために、NPO法人比叡平・陽だまりの会の会員で、看護師資格を持っておられる方々が中心となって、健康に関するいろいろな相談に乗っている大変重要な活動です。
 簡単な健康チェック、生活習慣病予防相談、からだやこころの健康相談、看護・介護・育児にかんする相談などを受けています。
 また、「こころとからだの健康シリーズ」と題した講演会をこれまで25回開催しており、最近の講演は「多職種連携による在宅医療」のテーマで当センター多目的室で行われました。
 大津京西山医院院長が話され、介護支援専門員・看護師・管理薬剤師・社会福祉士らが意見を述べあわれ、住民の方々の関心が大変高く、多目的室が一杯になる状態でした。
 西山院長が言われたのは、上記の人々がグループを形成しているので、在宅医療に関して何か問題が生じた場合、そのどこかに連絡すれば、最適な対応が取れる、ということでありました。「やまの保健室」への連絡でも良いのである。
 住民の健康に関してもう一つ継続的に当交流センターで行われているのが「いきいき体操教室」です。毎週金曜日1時間、多目的室でビデオを見ながら、高齢者の筋力維持のためのゆっくりとした体操を行っています。                      (文責:笈田)


▲ページトップに戻る